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matsumushi.jpg
今回は、森林インストラクター東京会(FIT)の同期組を根子岳に案内した。 (↑写真:マツムシソウ)
心配された天気は徐々に回復して、当日は晴れのち曇りだった。
朝は北アルプスも見えたし、日中は曇りで過ごしやすかった。
視界も十分あって、猛禽類も見られた。

ソバナとヨモギ先週下見をして、ばっちり準備万端整い、用意周到のはずだったが、
肝心のアンチョコを忘れたり、抜けが多かった。

しかし、いろいろ調べると勉強になって面白かったなぁ。
今回はキク科の勉強ができて収穫。
アザミ類はまだまだだけど、少し区別できるようになった。
今年の秋はノギク類を見分ける練習をしよう。
(←写真:奥はゴマナの群落 手前はヨモギ キク科)


根子岳根子岳(ねこだけ)は菅平にあって、標高は2200mとさほど高くはない。
麓の牧場は1600mだから、600m垂直分布が観察できる。
写真の左肩の稜線が登山道になっていて、ほぼ一直線に標高を上げていく。
亜高山の花中心に、高山帯、低山帯の花までいろいろ咲いていた。
ただし、似た種類の分類が難しかった。
コイワカガミだと思っていたのがイワカガミだったり、
オオシラビソだと思っていたのがシラビソだったり、中間部分って難しい。
(←写真:四阿山(あずまやさん)から見た根子岳)



ゴマナ、ノコンギク、ノハラアザミ、タムラソウ、アキノキリンソウ、ヤマハハコ、ノコギリソウ、オオヨモギ、ヨモギ、ヒヨドリバナ、ヨツバヒヨドリ
ツリガネニンジン、ソバナ、マツムシソウ、タチコゴメグサ、イブキジャコウソウ、クルマバナ、エゾリンドウ、オミナエシ(花、種)
イブキボウフウ、メマツヨイグサ、ヤナギラン(花、種子)、ミヤコグサ、ヤマハギ、
ハクサンフウロ、ワレモコウ、ウメバチソウ、ノリウツギ、カワラナデシコ、

以下は観察会メモ。特に断りがなければ、山渓ハンディ図鑑「野に咲く花」「山に咲く花」から引用。

タムラソウ(←写真:タムラソウ)
タムラソウ属 葉は羽状に分裂し、刺針はない。
タムラソウ 山地の草原に生える多年草。茎は高さ0.3-1.5mになり、多数の縦腺がある。
頭花は多数の筒状花からなり、直径3-4cm、上むきに咲き、一見アザミを思わせる。


noharaazami.jpgノハラアザミのメモ
乾いた草地に生える高さ0.4-1mの多年草。
根生葉は花期にも残り、長さ約30cmで羽状に深裂し、
縁には鋭い刺がある。
中脈は赤みを帯びることが多い。
茎葉は上部のものほど小さく、基部は茎を抱く。
頭花は紅紫色で、枝先にしばしば2-3個集まって上むきにつく。
総苞は幅1.5-2cmの釣り鐘型で粘らない。
総苞片は斜上する。花期8-10月。本州(中部地方以北)


ヤマハハコヤマハハコ
総苞が花びらのように見えるのが特徴。
東日本型。中部で枝分かれする。
ホソバヤマハハコ 西日本に多い。中部で枝分かれしない。


オオヨモギオオヨモギ
山地に生える大型の多年草で茎は高さ1.5-2mに達する。葉は大きく茎の中部のもので長さ15-19cm、幅6-12cmあり、羽状に中、深裂して裏には灰白色の綿毛がある。頭花は8-9月頃円錐花序を作って多くつき、幅2.5-3mmで外片は短く、そう果は長さ1.5mm-2mm。
本州(近畿以北)、北海道、樺太、南千島


ヤマノコギリソウヤマノコギリソウ
ノコギリソウの変種
本州中部以北に分布。舌状花は小さく3mm以下。花期は7-9月
「山で咲く花」の写真は菅平。
ノコギリソウの葉
葉は互生し、長楕円形または被針状線形で長さ8cm、幅1cmほど。
くしの歯状に羽状に中~深裂し、裂片は多数で鋭い鋸歯があり、
無柄で基部はやや茎をだく。


ゴマナゴマナ
山地の草原に生える多年草。茎は高さ1-1.5m、葉とともに細毛があってざらつく。
葉は長さ13-19cmの長楕円形で荒い鋸歯がある。頭花は直径1.5cmほどで散房状に
多数つく。総苞は筒鐘形で長さ3-3.5mm。
和名は若菜が食用になること、葉がゴマの葉に似ることによると思われる。


ソバナソバナ
花も葉も互生する。
ツリガネニンジンは花も葉も輪生。



タチコゴメグサタチコゴメグサ
コゴメグサ属 半寄生の1年草または多年草
高原に生える1年草。茎は高さ15-30cm。曲がった毛が生える。
葉は卵形でほとんど柄はない。



イブキジャコウソウイブキジャコウソウ
越冬性の矮性低木。茎は地表を這って伸びる。
低地~高山帯の岩場や乾いた草地に生える。
高さは2-10cm。白花もある。
イブキジャコウソウ属
日本には1種。
矮性低木。全体に腺点があり、芳香をだす。
花冠の長さは5-10mm。雄しべは4個とも完全。下の2個が長い。


クルマバナクルマバナ トウバナ属
山地の草原に生える多年草。高さは20-80cmになり、まばらに下向きの毛がある。
葉は対生し、長さ5-15mmの柄があり、卵形または長卵形で長さは2-4cm、基部は丸くふちに鋸歯がある。
枝先の花穂に淡紅色の唇形花を数段輪生する。花冠は長さ8-10mm、上唇は小さく、下唇は大きく3裂する。雄蕊は4個あり、うち2個が長い。和名は花が輪生することによる。


イブキボウフウイブキボウフウ(だと思う)
イブキボウフウ属(イブキボウフウぞく、学名:Libanotis L.)はセリ科の属の一つ。多年草で、茎は直立し、枝を分ける。茎にはふつう稜があり、角ばる。葉は2-3回羽状複葉で、ふつう羽片に柄がない。花序の下の総苞片はある場合とない場合があり、小花序の下にある小総苞片はある。花弁は白色で、ときに紅色がある。果実の表面には毛があり、分果の隆条は脈状になって離れ、油管は平ら。
世界に15種知られ、日本にはイブキボウフウ1種がある。(ウィキペディア)


ヤマハギヤマハギ
ハギ属はマメ科に属し、アジア、オセアニア、北アメリカに分布し、約40種があります。ハギ属は、主に木質化の程度、花の大きさなどによって、大きく2つのグループ、ヤマハギ節とメドハギ節に区分けされます。そのうち、いわゆる「萩」と呼ばれるのは、ヤマハギ節の植物で、特に日本で観賞されます。Garden lespedezaの英名がありますが、日本以外ではあまり栽培されていません。
 このマメ科ハギ属ヤマハギ節の標本データベースは、当館に収蔵されるマメ科ハギ属ヤマハギ節に分類される種ごとの標本データベースです。日本には、ヤマハギ節植物は8種(ヤマハギ、マルバハギ、クロバナキハギ、ツクシハギ、ビッチュウヤマハギ、ケハギ、キハギ、チョウセンキハギ)が野生します。これらの野生種の他に、ふつう庭園に栽培されるミヤギノハギ、ニシキハギ、シラハギなどの栽培品種があります(国立科学博物館植物部)


オオバスノキ、クロマメノキ、コケモモ、シラタマノキ、ガンコウラン
ゴゼンタチバナ、ヤナギラン、カラフトイバラ、シラビソ、トウヒ

ガンコウランガンコウラン
森林限界では、ガンコウラン、クロマメノキ、コケモモ、シラタマノキが混生していた。


シラタマノキシラタマノキ
噛むとサロメチールの味がする。


ヤナギランヤナギラン
蒴果は長さ4-8cm。熟すると4裂し、白い絹毛のついた種子を飛散する。



カラフトイバラカラフトイバラ(別名 ヤマハマナス)
本州では群馬県浅間山の山麓の鹿沢高原、長野県の菅平高原や霧ヶ峰でまれに見られる。落葉低木、高さ1mほどになる。
花 6-7月。直径3-4cmの淡紅色の花が咲く。ガク筒は球形。花柄はふつう無毛。
果実 偽果。直径1cmの球形または卵形で、8-9月に熟す。中に長さ3-4mmのそう果入っている。



キアゲハ、クジャクチョウ、キベリタテハ、ベニヒカゲなど

特にクジャクチョウがたくさん飛んでいた。
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Thoughts on スポンサーサイト根子岳 9月9日 2012年

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