上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

20150721fungiDeciduB03.jpg

ブダペスト 中央市場で見かけたきのこたち


その2 落葉樹に生えるきのこ



落葉樹のショーケースは4つあった。ケースには約50種の標本があったが、なかには説明が読み取れなかったもがもあったため、45種類を紹介する。

以下、標準和名、属、科は保育社の原色日本新菌類図鑑に掲載されているものを用いた。
食、不食、毒は写真の説明文から引用した。ハンガリーの習慣によるので日本とは少し異なるのも面白い。

特に註がなければ保育社の原色日本新菌類図鑑からの引用。
他の図鑑からの引用はに※印で示した。
※1 東洋書林 世界きのこ図鑑、
※2 新樹社 世界きのこ図鑑、
※3 山と渓谷社 日本のきのこ
自分のコメントは※※で示した。

落葉樹のきのこ ショーケース その1

20150721fungiDeciduS01.jpg全体

20150721decidnous101.jpg Hypholoma lateritium クリタケ 不食

※原色日本新菌類図鑑によるとクリタケの学名はNaematoloma sublateritium。
※※以下にリンクを紹介するが、要約すると属名Hypholomaのシノニム(異名)がNaematoloma、種小名lateritiumのシノニムがsublateritiumということ。ちなみに種小名のsublateritiumは「ややレンガ色の」という意味で、lateritiumは「レンガ色の」という意味。確かにたいした違いはないかも。
■学名について
※原色日本新菌類図鑑 本属(Naematoloma)に対してはしばしばHypholomaが用いられることもあるが、ここではSingerらの意見にしたがいNaematolomaを用いた。
mushroomexpert.comによるとNaematoloma sublateritium is a synonym. European mycologists often list Hypholoma sublateritium as a deprecated synonym of Hypholoma lateritium. ヨーロッパの菌類学者はシノニムとしてlateritiymを使う。
※※おまけ 原色日本新菌類図鑑によるとHypholoma属はムジナタケやイタチタチタケなどナヨタケ属(ヒトヨタケ科)の種にも使われている。
■クリタケについて
※※ ヨーロッパの図鑑はクリタケに冷淡だ。※1ではわずか1センテンスだけ、「傘がもっと大きくてレンガ色をしているので(ニガクリタケと)見分けられる。」 ※2では1/2ページ割いているが、「良い香りがするが、味には不快な苦味がある」不食と紹介している。それに対してアメリカ系はちょっと違う見解だ。以下wikipedia英文とその簡訳を紹介する。

wikipediaによると、 Hypholoma sublateritium, sometimes called Brick Cap, is rarer and less well-known than its relatives, the inedible, and poisonous Sulfur Tuft (Hypholoma fasciculare) and the edible Hypholoma capnoides. Its fruiting bodies are generally larger than either of these.
クリタケはレンガ色の傘としばしば呼ばれるが、近縁の種--毒があり食べられないニガクリタケ(硫黄の房)と食べられるHypholoma capnoides--よりまれに発生し、よく知られていない。一般的にクリタケはこれらの2種よりも子実体が大きい。
In Europe this mushroom is often considered inedible or even poisonous, but in the USA and Japan it is apparently a popular edible fungus. One further reason to avoid it is the possibility of confusion with Galerina marginata or H. fasciculare.
In Pennsylvania, New Jersey, and West Virginia they are found in dense clusters on stumps and roots from October until long after frosts.[1] 中略
The taste of Hypholoma sublateritium is mild to somewhat bitter.
However, when cooked, Brick Caps have a nutty flavor. They are especially delicious when sauteed in olive oil.[2]
They are best when collected young; older specimens tend to be bitter from being fouled by insects.[3]
ヨーロッパではクリタケはしばしば食べられない、あるいは毒があるさえ考えられている。しかし、アメリカ合衆国と日本においては、クリタケはとても人気のある食菌である。クリタケを避ける理由のひとつはヒメアジロガサやニガクリタケと間違う可能性を避けたいからである。ペンシルバニアやニュージャージー、ウエストヴァージニアでは、10月から霜が降りたずっとあとまで、切り株や木の根っこの上に、クリタケの大き株がみつかる。中略 クリタケの味はマイルドで、どことなく苦味がある。しかし、ひとたび加熱すると、クリタケはナッツの風味がする。オリーブオイルでソテーするととりわけおいしい。老菌は虫に食われてまずくなりがちなので、若い個体を採集するのが重要である。
※参考 wikipedia日本語


20150721decidnous102.jpgナラタケ 食

Armillaria mellea ナラタケ属(キシメジ科)
※1 英名 Honey Fungus (蜂蜜茸)
※1 アメリカのオレゴン州では1固体が800ヘクタールを超える範囲に広がった例もあり、これは、地球上でこれまで知られている単一の生物としては最大だ。

20150721decidnous104.jpgナラタケモドキ 食

Armillaria tabescens ナラタケ属

20150721decidnous103.jpgタマゴテングタケ 毒毒

Amanita phalloides テングタケ属
※1 英名 Death Cap(死の帽子)
※1 タマゴテングタケは典型的な毒キノコで、おそらく他のどの種より致死率が高い。中略 数時間以内に胃腸障害を起こし、数日以内に細胞の破壊(肝不全をはじめとする)をもたらす。現代医学、集中治療、移植技術によって、そのような中毒例での死亡率は約20パーセントにまで減少したが、患者にとってたいした慰めにはならない。結局のところ、同定の正しさに絶対の自信がなければ、野生のきのこを食べてはいけないのである。
※1 ハラタケ属やフクロタケと間違えるケースがある。

20150721decidnous105.jpg上 ニセショウロ 毒
Scleroderma citrinum ニセショウロ属(ニセショウロ科)

下 アンズタケ 食
Cantharellus cibarius アンズタケ属(アンズタケ科)

20150721decidnous106.jpgヤブレベニタケ 不食

Russula lepida ベニタケ属

20150721decidnous107.jpg左 Tuber aestivam (アミメクロセイヨウショウロ ※1) 食
セイヨウショウロ属(セイヨウショウロ科)
※1 英名 Summer Truffle(夏トリュフ)

右 ムラサキシメジ 食
Lepista nuda ムラサキシメジ属(キシメジ科)
※1 英名 Wood Blewit (森の青茸)
ムラサキシメジは窒素の豊富な土壌によく発生するきのこで、林地だけでなく牧草地や芝地でも見られる。子実体は非常に変化に富み、その色は美しい鮮やかなスミレ色からくすんだ灰褐色まで、さまざまだ。これは、ムラサキシメジが単一種でなく、まだ命名されていない複数の種で構成された複合種であることを示した最近の研究によって説明できるかもしれない。しかし、すべて食用になるが、人によっては、特に加熱調理が不十分だと胃腸障害を起こす可能性がある。近年ヨーロッパでは栽培までされるようになり、「pieds・bleus ピエ・ブル」(青い脚の意)のフランス名で市場によく出回っている。

20150721decidnous108.jpgヤマドリタケモドキ 食

Boletus reticalatus ヤマドリタケ属

20150721decidnous109.jpg上 キララタケ 食
Coprinellus micacens Coprinellus属(ヒトヨタケ科)
図鑑、※1ともにヒトヨタケ属Coprinusで掲載
※1 英名 Glistening Inkcap (きらめくインク茸)

下 キクラゲ 食
Auricularia auricula-judae キクラゲ属(キクラゲ科)
※1 英名 Jelly Ear(ゼリーの耳)
※1 Jelly Ear よりもJew's ear(ユダヤの耳)という呼称のほうが有名なキクラゲは、ニワトコによく発生する。その奇妙な呼称はイスカリオテのユダがイエスを裏切り、ニワトコの木で首を吊ったというキリスト教の古い言い伝えに由来するものだ。


落葉樹のきのこ ショーケース その2

20150721fungiDeciduS02.jpg全体

20150721decidnous201.jpgニガクリタケ 毒

Hypholoma fasciculare Hypholoma属(モエギタケ科)
青森県で死亡例がある
※1 英名 Sulfur Tuft(硫黄の房)
※1 このきのこは木々を枯らすナラタケの生物防除材として試されている。切り株にすばやく定着し競合するきのこを積極的に排除して、ナラタケが足がかりをつくるのを防いでくれるからだ。ニガクリタケにはfasciculol(ファシクロル)というトリテルペノイド毒素が含まれ、強い苦味があるのに、あまたのきのこ中毒をもたらしている。

20150721decidnous202.jpgハイイロシメジ 食

Clitocybe nebularis カヤタケ属(キシメジ科)
秋、種々の林内に多数が群生し、ときに12月ごろまで発生がみられる。食用菌であるが、人によっては多少消化不良を起こすという。
※1 毒(人によっては)

20150721decidnous203.jpgカワリハツ 食

Russula cyanoxanthaベニタケ属(ベニタケ科)
※1 カワリハツは優れた食用種とみなせる
※1 色は変化に富むが、カワリハツのひだは独特だ。しなやかでわずかにグリース状で大半のベニタケ属とちがってもろくないからである。


20150721decidnous204.jpgHygrophorus penarius 原色日本新菌類図鑑に記載なし

ヌメリガサ属ヌメリガサ科
※※ネットで検索をかけると結構ヒットする。白いサクラシメジみたいなきのこ。


20150721decidnous205.jpg上 ヒダハタケ 毒
Paxillus involutus ヒダハタケ属(ヒダハタケ科)
※1 予想外のしばしば死に至る症状を引き起こす。子実体に含まれる抗原がときとして自己免疫反応を引き起こすからで、そうなると体が自らの血球を破壊してしまうのである。※※日本語が変。

下 クロラッパタケ 食
Craterellus cornucopioides クロラッパタケ属(アンズタケ科)
※1 英名 Horn of Plenty(豊穣の角)
※1 コルノコピア(豊穣の角)「ギリシャ神話でゼウスに乳を与えた山羊の角」


20150721decidnous206.jpgスッポンタケ 不食

Phallus impudicus スッポンタケ属(スッポンタケ科)
※1 属名はペニス、種小名は恥知らずのという意味

20150721decidnous207.jpg上 キホウキタケ 不食
Ramaria flava ホウキタケ属(ホウキタケ科)

下 Boltus queletii 原色日本新菌類図鑑に記載なし 食
ヤマドリタケ属
wikipwdiaによると、ヌメリイグチ属に最近移ったらしい。低地に生える食菌らしい。 queletii


20150721decidnous208.jpgマンネンタケ 不食
Ganoderma Lucidum マンネンタケ属 マンネンタケ科
特に中国では霊芝と呼び瑞祥菌として珍重した。近年、菌類の制ガン性が注目されるとともに、天然では大量に得られないマンネンタケの栽培が盛んになり、入手も容易になった。しかし、本菌をガンの薬であると速断してはならないことを、この機会に明言しておく。

下 アイシメジ 毒
Tricholoma sejunctum キシメジ属(キシメジ科)
※2 食用になるが吐き気を起こさせることがある。
※3 食 苦味が気になる場合は、ゆでこぼしてから料理すると良い。


20150721decidnous209.jpgホコリタケ 食

Lycoperdon perlatum ホコリタケ属(ホコリタケ科)
※1 属名はオオカミのおならの意
※1 英名 Common Puffball (普通の粉吹き玉)
※1 ハラタケ科
※1 胞子が目や鼻に炎症を起こすことがあり、さらに大量に吸い込むと、ホコリタケ症という肺のアレルギー反応が起こることもある。




落葉樹のきのこ ショーケース その3

20150721fungiDeciduS03.jpg全体

20150721decidnous301.jpgウスヒラタケ 食

Pleurotus pulmonarius ヒラタケ属(ヒラタケ科)


20150721decidnous302.jpg上 Lycoperdon excipuliforme 原色日本新菌類図鑑に記載なし(※1 セイタカノウタケ) 食
ホコリタケ属(ホコリタケ科 ※1 ハラタケ科)
※1 セイタカノウタケは(ホコリタケより)もっと大型で、灰色をして、成熟すると頭部全体が崩壊して胞子が飛散する。
※※Lycoperdon excipuliformeは草原編にも展示されていて、そちらでは爆発の様子も見られる。

下 サクラシメジ 食
Hygrophorus russula ヌメリガサ属(ヌメリガサ科)
※1 英名 Pinkmottle Woodwax(ピンクの斑点がある木蝋)
※1 サクラシメジはガテマラ、ロシア、ブータンなどさまざまな国でよく発生し、広く食用にされているらしい。だが、ヨーロッパの大分生んでは、その数は減少しつつあり、多くの国で絶滅のおそれのある種としてレッドリストに掲載され、イギリスやオランダでは絶滅したとみられている。


20150721decidnous303.jpgムラサキハツ 不食

Russula atropurpurea ベニタケ属(ベニタケ科)


20150721decidnous304.jpgシロナメツムタケ 不食

Pholiota lenta スギタケ属(モエギタケ科)


20150721decidnous305.jpgAmanita caesarea タマゴタケ(註)(※1 セイヨウタマゴタケ) 食

テングタケ属(テングタケ科)
ヨーロッパ産の菌(A. caesarea)では、傘は一般にオレンジ色で溝線は短く、柄は太短くてだんだら模様はなく、胞子は 以下略
註 本郷次雄は日本のタマゴタケはA. hemibapha の学名で記載している。
※1 英名 Caesar's Amanita(皇帝のテングダケ)
※1 ローマ皇帝クラウディウスが亡くなったのは、妻のアグリッピーナがこのきのこの料理に猛毒のタマゴテングダケ(A.phalloides)を混ぜたためという話をときおり聞くが、これは訓話となっている。テングタケ属(Amanita)のなかまにはまさしく致死性のきのこがあり、しかもセイヨウタマゴタケに似た仲間は世界中に数多く存在するからだ。


20150721decidnous306.jpgケシロハツ 不食

Lactarius vellereus チチタケ属(ベニタケ科)

20150721decidnous307.jpgノボリリュウ 毒

Helvella crispa ノボリリュウタケ属(ノボリリュウタケ科)
※1 英名 White Saddle (白い鞍)
※1 本種はしばしば食用種としてあげられ、東ヨーロッパや中央アメリカで広く食されている(市場でも売られている)〔日本でも食用菌とされる〕。だが実際には、シャグマアミガサタケ属(Gyomitra)のものに似た毒素を含んでいるので、--十分に火を通せばある程度分解されるかもしれないが--食べないほうがよい。


20150721decidnous308.jpgOmphalotus oleatius 原色日本新菌類図鑑に記載なし

Omphalotus属 ※1 ツキヨタケ属 ホウライタケ科 ※2 ヒダハタケ科
※2 英名 Jack O'Lantern (ハロウィンのかぼちゃ)
※2 暗闇で光るヒダをもつ褐色のきのこ。中略 食べると激しい中毒を示す。中略 オリーブやナラなどの枯れ木、倒木、切り株に発生し、白腐を起こす。中略 食用のアンズタケ類はつねに菌根性であり、分岐した脈状の厚いヒダを持つ。
※1ではO.japonicusとしてツキヨタケを紹介。Omphalotus属をツキヨダケ属と紹介している。
※1 最近までツキヨタケは独自の属に分類されLampteromyces japonicusと呼ばれていた。しかし分子レベルの研究によってOmphalotus属であることがわかり、それどころかO.illudensと共通点が多いこともわかった。※※生物発光、細胞毒のイルジンS(ランプテロール)


20150721decidnous309.jpgクリイロイグチ

Gyroporus castaneus クリイロイグチ属(イグチ科 ※1 クリイロイグチ科)
※1 この属だけでひとつの科を構成している。他のイグチ類に比べ、肉が薄くてもろく感じられ--傘と柄の表面にひびがはいることさえある--柄はすぐに中空となる。中略 クリイロイグチは食用とされ、やや苦味があるにせよおいしい。




落葉樹のきのこ ショーケース その4

20150721fungiDeciduS04.jpg全体

20150721decidnous401.jpgPholiota populnea 原色日本新菌類図鑑に記載なし キッコウスギタケ? 不食
スギタケ属(モエギタケ科)

米国のWEBサイトUrban mashrooms によると、Pholiota populneaは(英語の)通称はなく、旧学名はPholiota destruensであるらしい。Pholiota destruensはこの学名では日本新菌類図鑑に掲載されていて日本では北海道で生えるらしい。家の光教会のきのこ図鑑、ありす社の北海道きのこ図鑑でも掲載を確認した。
※※Web上で学名で検索をかけるとかなりヒットした。そのなかから2つ紹介する。
1.最初は画像検索。自分の印象ではスギタケの大きなもののように見える。google画像検索
2.Urban mashuroomsのページは米国コロラド州の菌類学会会長経験者たちをはじめ学識経験者、アマチュアの人たちが運営するサイトで、日本でもアメリカでもきのこ好きなひとはかわらないと思った。なんたってtopページにいきなり「Life is a Mushroom Hunt」ってありますからね。urban mashrooms


20150721decidnous402.jpg上 カラカサタケ 食
Macrolepiota procera カラカサタケ属(ハラタケ科)
※1 (カラカサタケは)可食ではあるが、有毒なオオシロカラカサタケと間違えないよう気をつける必要があり、特にキツネノカラカサ属(Lepiota)の猛毒類はカラカサタケよりずっと小さいとはいえ、模様が似ているので細心の注意が必要である。
※1 柄に付いた麟片のまだら模様はカラカサタケとその近縁種(オーストリアのM.clelandiiなど)の際立った特徴であり、これで、胞子が緑色をしている有毒なオオシロカラカサタケや肉が赤変するカラカサタケモドキと見分けることができる。

下 ウラベニイロガワリ 食
Bolettus luridus ヤマドリタケ属(イグチ科)
※1 ウラベニイロガワリは、管孔の赤い毒きのこだ。本種(タカネウラベニイロガワリ)との違いは、傘が褐色を帯び、柄に刻まれた網目模様がもっと浅いことである。同じく有毒なアメリカウラベニイロガワリ(B.subveltipes)は,、柄は黄色の割合が高く、網目模様はほとんどあるいはまったくない。

20150721decidnous403.jpgツチカブリ (一名 カワチチタケ) 食

Lactarius piperatus チチタケ属(ベニタケ科)
乳液は白色で変色することなく、多量に分泌され、味はきわめて辛い。
非常に辛味は強いが、小さく切ってよく水で洗い乳液を取り去れば食用にすることもできる。
※3 従来より辛い乳液を洗い去れば食用になるといわれてきたが、乳液はおう吐を起こすともいうので要注意。
※1 英名 Pepper Milkcap(胡椒のきいたチチタケ)
※1 毒(処理後は食)
※1 東ヨーロッパでは、ほかの別のきのこと同様、伝統的に(水を替えながら)茹でこぼしたあと、保存がきくように塩漬けまたは酢漬けにされる。子実体は乾燥させると蜂蜜やりんごの香りがする。


20150721decidnous404.jpgスリコギタケ 不食

Clavariadelphus pistillaris スリコギタケ属(シロソウメンタケ科 ※1 スリコギタケ科)
高さ10-30cm 食
※1 英名 Giant Club (巨大な棍棒)
※1 ドイツでHerkuleskeuleヘラクレスコイレ(ヘラクレスの棍棒)と呼ばれる本種は、ホウキタケ類では最大級だが、実は、ラッパタケ属(Gomphus)のほうと近縁である。心地よいにおいがするが、やや苦味があるため、食べられるのにその目的で採取されることはめったにない。


20150721decidnous405.jpgRussula heterophylla 原色日本新菌類図鑑に図鑑に記載なし 食

ベニタケ属(ベニタケ科)
The edible wild mushroom Russula heterophylla, that has lately been given the common name of the greasy green brittlegill[1] is placed in the Russula genus, the members of which are mostly known as brittlegills. It is a variably colored mushroom, found in deciduous forests, and woods in Britain, Europe, and Scandinavia.[2] Appearing with broad-leaved trees in summer to early autumn, it usually has a greenish coloration. wikipedia 全文
〔訳〕 食べられるきのこRussula heterophylla,--最近「油っぽい緑のベニタケ」という名前がついた--はベニタケ属の仲間だ。本種はブリテン島、ヨーロッパ、スカンジナビア半島の落葉樹林で見られ、いろんな変化にとんだ色をもつ。本種は夏から初秋に広葉樹林に発生し、通常は緑っぽい色をしている
google画像検索


20150721decidnous406.jpgウスベニミミタケ 食

Otidea onotica ウスベニミミタケ属(ピロネマキン科)
※1 英名 Hare's Ear(野ウサギの耳)
※1 ウスベニミミタケはときに食用になるといわれるが、子実体にジオミトリンという毒素を含むので、特に生だと有毒の可能性がある。


20150721decidnous407.jpgLeccinum pseudoscabrum 原色日本新菌類図鑑に記載なし

ヤマイグチ属(イグチ科)
※1 英名 Hazel Bolete (ハシバミのイグチ)
※1 比較的少数の大きなきのこが、とくにハシバミやシデと共生しているが、Leccinum pseudoscabrumもそうしたスペシャリストのひとつだ。黒変する肉と共生相手の木から、他の褐色のヤマイグチ属(Leccinum)とは容易に見分けられるはずである。
※1 Leccinum pseudoscabrumという学名は、ヤマイグチ(L.scabrum)に似ていることに由来する〔種小名のpseudoは偽りの、疑似のといった意〕。ヤマイグチも同様の褐色の傘とふけ状の柄を持つが、肉を切ったり傷つけたりしても黒変しない。


20150721decidnous408.jpgアケボノヤマドリタケ 食

Boletus regius ヤマドリタケ属(イグチ科)
(アカジコウ B. speciosusは)従来日本でB. regius(現在の和名はアケボノヤマドリタケ)として知られてきた菌である。同種はよく似ているが、明るいピンク色または帯紫淡紅色の傘を持ち、青変性がほとんどないかいちじるしく弱く、また胞子の幅がやや広い。
※1 (ヤマドリタケの類似主として)後者(アケボノヤマドリタケ B. regius)は傘の色が濃く(ヤマドリタケに比べて)、ススケヤマドリタケ(B. aereus)に似ている。


20150721decidnous409.jpgヒロヒダタケ 不食

Megacollybia platyphylla ヒロヒダタケ属(キシメジ科)
※※図鑑ではヒロヒダタケはツエタケ属(Oudemansiella)、Megacollybiaはヒロヒダタケ亜属となっている。


20150721decidnous410.jpgカラハツタケ 毒

Lactarius torminosus チチタケ属(ベニタケ科)
※1 種小名 torminosusは「腹痛を起こす」という意味であり、カラハツタケはぴりぴりする辛さのある毒キノコで、食べるとひどい胃の不調をもたらす。だから意外なのだが、フィンランドやロシアや東ヨーロッパの一部で食用とされているばかりか、おいしく食べられている。通常2度(水を替えながら)茹でこぼしておおかたの毒を抜いたあと、塩漬けにして冬食べる。冬にはそのぴりっとした辛さガ重宝がられるのだ。かつて、ノルウェーではこれを煎ってコーヒーをいれていたそうだが、なぜそうしたかわからない。



リンク ブダペスト 中央市場のきのこ
その1 針葉樹編
その2 落葉樹編
その3 草原編
その4 春のきのこ編
その5 売っていたきのこ編
スポンサーサイト

Thoughts on スポンサーサイトブダペスト 中央市場のきのこ その2 落葉樹編 7月21日 2015年

Leave a Reply

* less than 16 characters
* less than 24 characters
* less than 16 characters
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。