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第1話 ああ針ノ木峠 ~針ノ木谷は長かった


8月13日、14日お盆を実家で過ごして、8月15日青春18きっぷを握りしめて12日間のプランに向けて出発。

今回の食糧計画は、簡素化=軽量化を目指した。昼食は食パン2斤(8枚切り)。毎日2枚。
副食は、チューブのチョコレート(パンに塗る)、個装のバームクーヘン9つ、ビタミン入りキャンディ、
魚肉ソーセージ、チーカマ、柿ピー、おかき。
朝ごはんは、パワーが欲しいのでご飯。アルファー米。味噌汁。雑炊の素、鮭どば、おかか、海苔、醤油。
夕飯は塩分補給ということで、マルタイラーメン、冷やし中華、鳥煮込みそば。あとは山小屋でビールを調達。

3時ごろ信濃大町に到着。スーパーで今日の夕飯のおかずと明日の朝食、夕食を補給。
4時過ぎのバスで扇沢へ。今日の宿は大沢小屋の予定だったが、バスを降りると大雨。
雨宿りしてたら遅くなったので、林道わきでビバーク。

8月16日 朝5時にならないと明るくならない。テントで明るくなるまで待って5時半出発。荷物が重い!
この道は3回目。一番雪が少ないので、夏道になる。
針ノ木峠には午前10時少し前に到達。
ここまではアプローチ。ここから黒部湖までが厳しかった。

最初の10分くらいは草も刈ってあって、ラッキーと思ったが、しだいにそれもなくなり、か細い踏み跡に。。
それでも、尾根の道のうちは良かった。そのうち、写真のような河原に出た。
そこから、針ノ木谷本谷まで何回も石を飛んでの渡渉があり、プチ・ゴルジュへつりや、
小滝のクライムダウンなどもあり、縦走初日の重い荷物が肩に突き刺さった。

本谷からは比較的渡渉は少なくなり、良い巻道もあった。南沢出会いからは橋もかかっており快適。
なんとか5時半ごろ避難小屋に到着。
コースタイムでも7時間とあるので順当なんだろうけど、
自分が経験した北アルプスの登山道で一番悪路だったと思う。
目印はちゃんとついているので、道を間違うことは少ないと思うけど、道を間違うわけにはいかない。
川の向こうやこっちに目印を探しながら歩くので、一瞬たりとも気が抜けなかった。

避難小屋とは言ってもバス停みたいなところ。屋根と前後の壁はあるけど、
左右の戸はないので蚊がうるさかった。
シュラフの紐を引き絞って、口と鼻だけ出して寝るのだが寝苦しいし、蚊が鼻に止まったりする。
しかし、疲れていたので、蚊と闘いながら寝てしまった。

参考: 2万5千図

どうして針ノ木峠越えなんてしようかと思ったかというと、
昨年行った信濃大町にある大町山岳博物館に話は遡る。
ここの展示はいろんな道具もあって面白かったが、特に私の興味を引いたのは大正時代の動画だ。
平ノ渡を通過して針ノ木峠を超える映画があったので、自分も通ってみたくなったのだ。

上の写真:オオバギボウシと針ノ木谷の河原

見られた花
本日は標高1400m付近から2500m付近まで登り、また1400m付近まで降りた。
ほぼ谷沿いの道だったので、亜高山帯の河原の花が多く見られたのは良かった。

ヤマハハコ、メタカラコウ、ハナニガナ、シロバナハナニガナ、ヨツバヒヨドリ、
ヤマホタルブクロ、ソバナ、ハクサンオミナエシ、オオヒョウタンボク、
ミヤマコゴメグサ、クガイソウ、ママコナ、ヨツバシオガマ、タテヤマウツボグサ、
ハクサンフウロ、キバナノコマノツメ、ダイモンジソウ、
ミヤマキンポウゲ、サラシナショウマ、シナノナデシコ、カワラナデシコ、
オオバギボウシ、クルマユリ、など

シロバナハナニガナ
シロバナハナニガナ
同定のポイント:茎葉の基部はハート型、茎を抱く。舌状花は10-11個

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ヨツバヒヨドリ
今回のプランでは多く見かけた花。

ソバナ
ソバナ
ツリガネニンジンは花も葉も数段にわたって輪生する。ガク裂片は線形。
ソバナの葉は互生、卵形または広被針形で長さ5-10cm、幅3-8cm、やわらかでやや薄く、縁に荒い鋸歯がある。
ガク裂片は被針形で全縁。

ハクサンオミナエシ
ハクサンオミナエシ(コキンレイカ)
針ノ木谷でよく見かけた。茎葉の発達が良く、葉身は掌状に切れ込む。根生葉は花時にはない。

クガイソウ
クガイソウ
輪生する葉が層をなすことからこの名前がある。葉は4-8個輪生し、長さ5-18cmの長楕円形被針形で鋸歯がある。

サラシナショウマ
サラシナショウマ
葉は2-3回3出複葉。小葉は長さ3-8cmの卵形で不揃いの鋸歯がある。

シナノナデシコ
シナノナデシコ
この花も針ノ木谷でよく見かけた。現地では名前はわからなかったけど、可憐な花で癒された。












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