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20150424michene00.jpg
黄色とピンクのタンポポ、キク、リンドウ

ギリシャの旅 その4 ミケーネ 遺跡編


夏草やつわものどもの夢のあと

今回の旅ではミケーネにはぜひ行ってみたかった。
クライミング以外の単独行動の旅行ではキクラデス文化のキクラデス諸島、ティラ遺跡のティラ島(サントリーニ)、クレタ文明のクレタ島、神託のデルフィ、そしてミケーネに行きたいと思っている。
神話の時代およびそれ以前のギリシャが今回の旅行のメインテーマだ。

20150424michene04.jpgミケーネ遺跡

ミケーネは紀元前16-12cに最盛期を迎え、クレタ文明に取って代わった。
それから今年の春で3500回目ぐらいの春になる。
40億年の地球の歴史レベルで言えばちょっと前にすぎないけど、
遺跡には人の住んでいた痕跡というかなまめかしいものはとっくに失われている。
だけど、周りの風景や花は当時とかわらないだろうなと思うと、周囲の草花に興味がわく。


20150422michene01.jpgアガメムノンのものと言われたデスマスク
最近ではそれより古いものと判明している アテネ国立考古学博物館


ミケーネは軍事国家だったらしい。
ホメロスによるとミケーネ王のアガメムノンがトロヤ戦争ではギリシャ軍の総大将だった。
去年行ったトロヤを滅ぼした王である。
この王様は10年にわたる遠征から帰国すると奥さんのクリュタイムネストラとその愛人に殺害される。
娘のエレクトラは幼い弟のオレステスを城外に落ち延びさせ、その後母親とその愛人に復讐させる。
いろんな芝居や劇で繰り返し語られているテーマだ。
人間の愛欲や葛藤は3000年以上前から変わらない。
物語は3000年を超えて人間の生臭さが伝わってくるから面白いと思う。

20150424michene01.jpgナフプリオンから約30分のバスの旅。降りるところがわからないので運転手の横に陣取る。

20150424michene02.jpgなんの変哲もない交差点でおろされる。遺跡は写真の方角に3.5kmだそうだ。

20150424michene03.jpg標識がでてきた。これは遺跡の2km下のミケーネの集落を示していた。

20150424michene1.jpg雑草や草木を見ながらあるいていたら、ようやく到着。
駐車場は観光バスの大群。
チケットの販売所は長蛇の列。
さすが観光地は違う。
写真はライオンの門。

20150424michene05.jpgライオンの門の裏側

20150424michene06.jpgライオンの門を入ってすぐ右手にある円形墓地A

シュリーマンはアガメムノンの墓地だと信じていた。
上のデスマスクもここから出土した。

20150424michene07.jpg要塞的な造りは先行するクレタ文明とは違うらしい。
クレタ島も楽しみだ。
中学・高校の修学旅行生みたいな若い団体が多かった。

20150424michene08.jpg手前の黄色は菜の花やタンポポ類、
路上駐車するバスの車列、
その先がバス停のある街だ。

20150424michene11.jpgアトレウスの宝庫

中は綺麗な石組みが天井まで組み上げられている。3000年以上も前のものには見えない。
お宝自体は出土しなかったらしい。

20150422michene02.jpgお宝の良いものはアテネの国立考古学博物館に収められている。先にアテネに言ったのはこれらをチェックしたかったためだ。

金の柄を持つ青銅の刀
アテネ国立考古学博物館より

20150424michene10.jpgミケーネの博物館にあったレプリカ。
確かに武器だ!

ミケーネ文明は青銅器文化の末期にあたるらしい。

20150424michene09.jpg女性たちのフィギュア

ミケーネの博物館にて

20150422michene03.jpg戦士たちの土器

アテネ国立考古学博物館より

20150424michene13.jpgなまめかしいギリシャの重歩兵

ミケーネの集落のおみやげ物屋の店頭にて

20150422michene04oct.jpgタコは美味しい!

アテネ国立考古学博物館より

20150424michene12.jpgミケーネのレストラン「エレクトラ」
このあたりのレストランは観光バスが来るので大人気。現代のミケーネの村は遺跡で儲かっている。

エレクトラはアガメムノンの次女
弟に復讐させる。

20150424michene14.jpgレストラン「クリュタイムネストラ」

アガメムノンの妻。スパルタ王の娘。妹のヘレネがトロヤの王子パリスに奪われたのがトロヤ戦争の始まり。
愛人のアイギストスと計らって夫のアガメムノンを殺す。
アイギストス自身もアガメムノンとその父アトレウスに恨みがあった。
というかアイギストスの父親でアトレウスの弟のテュエステースもかなりダメでどろどろの関係を深めている。
テュエステースが兄アトレウスの妻を寝取り王位も簒奪するが、ゼウスの神に助けられてアトレウスが王位についてテュエステースは追放される。アトレウスは弟テュエステースを赦したかに見せかけて宴に招いてテュエステースの子供を煮た料理を食べさせる。テュエステースは復讐のため神託を受けると実の娘に子を産ませるとその子が復讐するというので、娘ペロピアを夜陰にまぎれて強姦。アイギストスが誕生する。ペロピアは自分を犯した男の剣を隠し持ち、後に子供のアイギストスに渡す。ペロピアはアイギトスを身ごもったままアトレウスの妻になり、アトレウスに実子だと信じて育てられる。そして、実父を殺すように命令されて、実父の剣で刺そうとするといろんなドラマが。結局ペロピアは父親に犯されたと知り自殺し、アトレウスは殺され、テュエステースは王位につく。アガメミノンは追放されてスパルタに行きクリュタイムネストラと出会う。


20150424michene15.jpgホテル アガメムノン

アイギストスに父親を殺され、追放されてスパルタに行く。
そこで王女クリュタイムネストラを娶る。
捲土重来してミケーネの王になる。
月の神アルテミスの神域の鹿を殺してアルテミスの怒りを招き、
トロヤ戦争の出陣にあたり追い風が吹かないので、
実の娘を神にささげて殺して出陣した。
奥さんが怒るのはもっともだと思う。
帰国にあたっては、戦利品のトロイの姫とその間の子供たちも殺される。
オデュッセイアは面白すぎ。

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Thoughts on スポンサーサイトギリシャの旅 その4 ミケーネの遺跡 4月24日 2015年

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