神保町に行くと立ち寄る古本屋「悠久堂」。
本屋にいるのが大好きで、時間がたつのを忘れる。
ちょっと前までは大きな家に住んでいたので、ちょっと気に入った本は次々に購入していた。
買っておいて忘れていて同じ本を購入したこともあったっけ。
今回の引っ越しで1/4くらいは廃棄処分にしたが、また、増え始めている。


最近では、本や雑誌を新規に買うときは本の内容とコストは見合っているか、
リファレンス性があり手元に必要かなどをよく考えるようにしている。
多分、以前よりはずいぶん買わなくなったと思う。
そうは言っても本好きなので、今でも世間の人と比べると財布のひもは緩いに違いない。

日本のキノコ

今回も古本屋で数時間を過ごして、絞りに絞って数冊買ってきた。
そのなかの1冊が「日本のキノコ」今関六也 編解説 山渓カラ―ガイド。
1974年に初版の本だから、約40年前の本である。
きのこと山菜は古い本が面白い。
きのこも山菜も戦時中の食糧難の時代はみんな必死に採集しているので、話に重みがあるからだ。

本の体裁は、まず、見開きにきのこのカラー写真があって、次の見開きにモノクロの解説が書かれている。
書籍の作りとしては表面4色、裏面1色の構成となっている(ヨンイチ台=印刷代が安くできる)。
昔はこういう作りの本が多かった。

カラー写真のきのこにまつわる話が、次の2ページで解説される。
時には専門家らしいきのこの分類の話もあるが、エッセイ風な時もある。
毒キノコの話は実例が多く、なかには自分の失敗談まであって面白い。
トガリアミガサタケとアミガサタケの見分け方など、なにげなく書かれているけど勉強になった。
図鑑を何冊も著している今関氏だけに、なにげない一言にも深みがある。
腐朽菌に関しては特に多くのページを割いていて、勉強になった。
きのこにまつわるいろんな話が、詰まっていて面白かった。

来るべき、きのこ狩りシーズンに向けて良い勉強になった。
明日から甲府幕岩。今週からはきのこ図鑑も車に装備しなければ。。

そして、ついついまたアマゾンで本を買ってしまった。
「風流キノコ譚―菌・自然・哲学 」(1984年) 今関 六也、 本多 修郎
今関節にすっかりはまってしまった。面白そうだなぁ。楽しみ!

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